先日ふとジブリの記事がツイッターで流れてきて、とても興味深く読んだ。
「緊張の糸は、高畑さんが亡くなってもほどけない」――鈴木敏夫が語る高畑勲 #3 | 文春オンライン
大企業での製品開発に携わった後で、こういうの読むと、色んなニュアンスや、意思決定のプロセスが読み取れて、楽しいし、めっちゃ勉強になる。
で、とても興味が湧いてきて、こっちの本も買った。

- 作者: 鈴木敏夫
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2014/05/21
- メディア: 新書
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めちゃ面白い。
ものを作る過程、宮崎駿と高畑勲という才能、でも才能と人間性というところは複雑なところもある。そいうのが、とても想像できる内容で、一気に読み終えた。
さらにもう一冊これも買っといた。

- 作者: 鈴木敏夫
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/11/22
- メディア: 文庫
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日本に戻ってきて、断捨離をしていたら、宮崎駿の全集DVDみたいなものもでてきて(よく中国に出張に行く友達がくれたもので、なんかめちゃくちゃ質が悪いコピー版みたいなやつ)「もののけ姫」を久し振りにみたらやっぱり素晴らしかった。。。
それもあって、先週広島に帰省してた時にたまたまやっていた「ジブリの大博覧会」も見に行った。具体的にどんなプロセスで各映画の宣伝コピーが考えられたのか、どうやって落とし込むのか、合意するのか、色々自分の仕事でやってたことと重なって、めちゃ面白かった。
やっぱり、大企業が何か物事を決定するには、誰かがすがれる理由がないといけないから、やはり有名なクリエイターとかにエイやって決めてもらうしか、社内では進められないな、と納得してしまった。